あじさい・花菖蒲の季節がやってきます!一面の花を、「小田原城あじさい花菖蒲まつり」で楽しみませんか?
はじめに
こんにちは!お祭り大好きWEBライターです!
名前からわかる通り、私はお祭りが大好きです。「お祭り」とついているものは何でも好きです。
そして、もう少しで、私が大注目している「お祭り」がやってくるんです…!
それが、「小田原城あじさい花菖蒲まつり」!!!!
【引用:小田原市】
あじさいと花菖蒲(はなしょうぶ)の開花に合わせて、5月31日から小田原城ではイベントを開催しています。この機会に、様々なイベントを楽しむとともに、きれいな花々を見に来ませんか?
夜にはライトアップもありますよ!光に照らされたあじさいや花菖蒲は幻想的で、デートスポットとしても最適!?
今回はそんな「小田原城あじさい花菖蒲まつり」について、詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
「小田原城あじさい花菖蒲まつり」見どころ① 約2,500株のあじさい
まずご紹介するのは、小田原城の斜面に咲く、約2,500株のあじさいです。
【引用:小田原城】
原産国がなんと日本であるあじさいは、古くは平安時代の和歌に詠まれるほど、日本文化に根付いた花です。皆さんもいろいろなところで見たことがあるのではないでしょうか?
赤から紫、青や白、時には緑と、様々な色の花を咲かせるあじさいですが、実は、私たちが花だと思っている部分、実は花じゃないんです!!!
これは、花を支える「がく」と呼ばれる、花を支える部分が進化したもので、その中心にある小さい部分が、本当の花になります。
【引用:エース学院】
そうはいっても、あじさいが美しいことに変わりはありません。たくさんの花が集まったように見えるあじさいは、遠くから見てもその存在感は格別です。豪華な花模様と、荘厳な小田原城が同時に見える景色は、今だけしか見られない美しさがあります。
豆知識 あじさいの色ってどうやって変わるの?
最近では割と知られてきた豆知識かもしれませんが、あじさいというのは、実は種類によって必ず花(がく)の色が決まっているわけはないのです。
実は、アジサイの花の色は、植えられている土が酸性か、アルカリ性かで色が決まります!酸性の場合は青、アルカリ性の場合は赤に変化します。(学校の実験で使うリトマス試験紙とは色が逆ですね。)
これは、土に含まれるアルミニウムが関係しており、土にアルミニウムが溶けやすい酸性の場合、アルミニウムがあじさいに吸収されて青色になるそうです。アルカリ性だとアルミニウムは溶けにくいため、あじさいにも吸収されず、赤色になるそうですよ。
サスペンス小説の中には、あじさいの下に凶器の拳銃を埋めたことで、一株だけあじさいの色が変わってしまい、凶器が発見されてしまった、という筋書きのものも…
花の種類によってはそもそも色が変わらないものもありますので、絶対に色が変わる、というわけではありませんが、近くにあじさいがある人は試してみても良いかもしれませんね。
「小田原城あじさい花菖蒲まつり」見どころ② 約10,000株にも及ぶ花菖蒲
続いてご紹介するのは、なんといっても花菖蒲(はなしょうぶ)です!本丸東堀、花菖蒲園の中では、約10,000株にも及ぶ、一面の紫や白、黄色の花菖蒲を見ることができます。
【引用:小田原城】
ここで見られるのは花菖蒲であり、実は、菖蒲湯などで使われる、ただの菖蒲(しょうぶ)とは違う種類の植物なので注意が必要です。
花菖蒲と似ている花々として、あやめ(漢字にすると「菖蒲」なので字でも見分けがつかないことも…)や、かきつばたが挙げられますが、一番の違いはその開花時期でしょう。
あやめやかきつばたは5月の中旬から下旬にかけて開花するのに対し、花菖蒲は6月の上旬から咲き始めます。
見た目の違いとしては、あやめが花の根元に白と黄色の網目状の模様があるのに対し、かきつばたが白色の筋、花菖蒲が黄色の筋を持つと言われています。小さな違いですが、ぜひ訪れた時にはじっくり見てみてくださいね。
【引用:有限会社オーヴィックス】
特に花菖蒲は、その漢字から「はなあやめ」と呼ばれることもありますので、昔からあまり厳密に見分けられないことも。
「いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」なんて、「どれも見分けがつかないこと」や、「どれも優劣がつけられないほど素晴らしいこと」を示す慣用句もありますので、見分けはともかく、昔からどれも美しい花だと思われていたことは明らかです。
先ほどのあじさい含め、「小田原城花育成ボランティア」の方々が丹精込めてお世話をした花菖蒲の美しさは、筆舌に尽くしがたいです。
運が良ければ、あじさい花菖蒲まつりで、小田原城の花菖蒲の株を分けてもらえるかも?ガーデニングに興味がある方は必見です。
「小田原城あじさい花菖蒲まつり」見どころ③ 各種イベント!
ここまで見ることのできる花についてのご紹介をしてきましたが、ここからは、開催期間中の各種イベントについてご紹介していきます!
・花菖蒲、あじさいのライトアップ
期間中、花菖蒲とあじさいのライトアップが行われます。時間は、日没後(午後7時ごろ)~午後8時30分ごろまでになります。昼に見るあじさいと花菖蒲も綺麗ですが、夜にライトアップされた花々を見るのも格別です。とてもロマンチックな雰囲気を楽しむことができると思いますよ!
【引用:小田原市】
特に、暗闇に浮かび上がる無数の花菖蒲はここでしか見られない絶景だと思います!
・小田原城天守閣の開館時間延長
こちらも期間中の土曜・日曜に限り、小田原城天守閣の開館時間が午後6時まで延長されます。通常は午前9時から午後5時の営業になっていますので、1時間長く天守閣からの眺めを楽しむことができます。
昼の時間に行って、上から明瞭に見えるあじさいと花菖蒲を楽しむも良し、夕方に行って、今だけの夕日に照らされた花々を楽しむも良し!
上からも横からも、ぜひ絶景を楽しんでください!
・飲食ブース、キッチンカーの出店
期間中土日に限り、飲食ブースやキッチンカーの出店があります。昼食を含め、一休みするスペースとしても使えます。
昨年は、以前こちらの記事でご紹介した、北條太鼓の演奏など、様々なイベントが開催されました。今年の予定はまだ発表されていませんが、もしあるようであればぜひこちらで購入したものを持って、イベントに参加しましょう!
小田原城内にある、本丸茶屋もおススメですのでそちらもぜひ!(小田原どんをぜひ試してみてくださいね!)
「小田原城あじさい花菖蒲まつり」概要
日時:令和7年5月31日(土)~6月15日(日)
場所:小田原城址公園内、小田原城本丸東堀・花菖蒲園
お問い合わせ:小田原城総合管理事務所 管理係
0465-23-1373
ネットでのお問い合わせはこちら
【引用:小田原市】
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小田原城(小田原城址公園)
神奈川県小田原市城内
0465-22-3818
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さいごに
というわけで今回は、一面のあじさいと花菖蒲が楽しめる「小田原城あじさい花菖蒲まつり」についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
あじさいと花菖蒲を同時に楽しめるのは小田原城だけです!現在だんだんと咲き始めているようで、例年通りであれば、ちょうどこのまつりの時期に見ごろを迎えるはずです。(開花状況についてはこちらをご覧ください。)
この時期にしか楽しめない小田原城の味わい方を、ぜひ試してみてくださいね!
次回以降も、小田原の魅力をどんどんご紹介していきますので、楽しみにしていてください。それではまた次回以降の記事でお会いしましょう~!