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【小田原散策×ご当地ベーカリー】小田原市で“パン”を片手に楽しむ1日旅

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こんにちは!美味しいパンと街歩きが好きなWEBライターです。

近年、小田原のパン屋は観光客にも注目される存在になっています。SNSでも、「小田原 パン」で検索すると、多くの写真が並びます。小田原のパン屋はどのお店も個性的で、地元産の素材を使ったり、歴史ある建物をリノベーションしていたりと、背景にストーリーがあるのが特徴です。

例えば、築70年以上の古民家を改装した「麦焼処麦踏」や、無添加・天然酵母にこだわる「パンの花」。老舗和菓子店の技術を生かした「柳屋ベーカリー」など、パンという一つのテーマでも、色々な特徴や強みを持ったパン屋が多くあります。

観光地としての華やかさだけでなく、地元の人が日常的に通う生活の香りが感じられるのも小田原のパン文化の魅力です。
つまり、「パンを食べ歩く」ことが、小田原という街の素顔を知るきっかけにもなるのです!

それでは、さっそく著者のオススメのパン屋をご紹介します!

城下町エリアでまず寄りたいスポットとパン屋

小田原散策スタート地点:小田原駅&城址公園

旅の始まりは、小田原駅!新幹線・東海道線・小田急線が乗り入れ、アクセス抜群です。
小田原駅から徒歩10分ほどで小田原城址公園に到着します。石垣や堀、橋を渡って天守閣へと続く道は、まるでタイムスリップしたかのように、小田原の歴史を感じることができます。
また、春の桜、夏の緑、秋の紅葉と、季節ごとに違う風景を楽しめることも魅力の一つです!

画像引用:小田原城址公園

そんな散策途中に立ち寄りたいのが、地元で長く愛されるパン屋たち。観光地の食事というより、パンを片手に歩く時間が心地よいひとときになります。

おすすめベーカリー① 柳屋ベーカリー

小田原駅から徒歩12分、老舗の風格が漂う「柳屋ベーカリー」。明治時代創業とされる老舗で、地元の人から“あんパンといえば柳屋”と言われるほどの人気店なんです。

看板商品は、ふっくら生地に包まれた「特製あんパン」!こしあん、つぶあん、うぐいす、栗など種類も豊富。和菓子のように丁寧に仕上げられたあんの甘さが絶妙で、コーヒーにもお茶にも合います。

お店の外観は昔ながらの雰囲気で、木製の看板と古風なガラス窓が印象的。テイクアウトして城址公園で食べれば、小田原の風を感じながら食事を楽しむこともできますよ。

当サイトでは、以前も柳屋ベーカリーの特集記事を書いてるので、気になった方は見てみてください!

住所:神奈川県小田原市南町1-3-7
アクセス:小田原駅より徒歩12分/箱根板橋駅から901m

画像引用:柳屋ベーカリー

おすすめベーカリー② Les Rois(レロア)

前章では昔ながらの名店をご紹介しましたが、現代的でスタイリッシュなパン屋を探すなら、ぜひ「Les Rois」へ。
小田原駅東口から徒歩5分ほどと近く、また朝8時から開店しているので、“朝パン派”にも嬉しいお店です。

ショーケースには、デニッシュやクロワッサン、コロネショコラなど、見た目も華やかなパンが並びます。特に人気なのが、香ばしく焼かれたクロワッサンと、自家製クリームが詰まったスイーツ系パン!
朝からテンションが上がる美味しさです。

住所:神奈川県小田原市本町4-4-20
アクセス:小田原駅から徒歩5分/箱根板橋駅から931m

画像引用:Les Rois

海・港エリアへ移動して“パン+海の風景”を味わおう

海辺の雰囲気も満喫できる小田原

小田原の魅力は、城下町だけではありません。駅から少し南に下ると、早川漁港御幸の浜海岸など、海の景色が広がります。

特に秋はハイキングやお散歩にピッタリの季節!朝に城址公園を巡ったあと、昼からは海辺でパンを楽しむ、そんな一日もオススメです。ベンチやテラスで海を眺めながらパンを食べると、焼きたての香ばしさが潮の香りと混ざり合い、小田原ならではの特別な味わいになります。

おすすめベーカリー③ 麦焼処 麦踏

では、いよいよ小田原の港湾エリアにあるパン屋をご紹介していきます!
まずご紹介する、江之浦エリアにある「麦焼処麦踏」は、海を望むロケーションが魅力のパン屋です。築70年の古民家を改装した店内は、木のぬくもりを感じる穏やかな空間となっています。

使用する小麦は地元・小田原産!
さらに地域とのコラボ商品も展開しています。このパンのためだけに訪れるファンも多く、休日には行列ができることも。相模湾を一望できるイートインスペースで、パンとコーヒーを味わいながら過ごす時間は格別ですよ。

住所:神奈川県小田原市江の浦307
アクセス:天正庵跡 下車すぐ(バス)/根府川駅から1,338m

画像引用:麦焼処麦踏

隠れ家・地元密着系のパン屋さんもチェック

おすすめベーカリー④ パンの花

寿町にある「パンの花」は、無添加・天然酵母にこだわる地元密着型ベーカリー。店内は、焼きたてパンの香ばしい香りと、木の温もりを感じる内装で、とても落ち着く雰囲気です。

人気は、もっちりとした食感の「全粒粉パン」や「くるみレーズン」。素朴ながら滋味深い味わいで、噛めば噛むほど小麦の香りが広がります!地元の方が朝の散歩がてら訪れ、常連さん同士の会話が飛び交うアットホームな空気も魅力的です。

観光客目線では少し離れた場所にありますが、だからこそ“本当の小田原の日常”を感じられるスポットなんです!

住所:神奈川県小田原市寿町3-15-17
アクセス:緑町駅から1,072m

画像引用:パンの花

おすすめベーカリー⑤ 255Bakery

最後にご紹介するのは、2025年夏にオープンしたばかりの新店「255Bakery」。国産小麦100%・無添加生地というこだわりはもちろん、焼き立てに合わせたドリップコーヒーも大人気!

内装はシンプルながらもモダンで洗練されており、小田原にいながら、まるで都心のカフェのような感覚です。
観光の合間に立ち寄れば、地元の若者たちが集う新しい小田原の空気を感じられること間違いなし!

老舗と新店、どちらも魅力的なベーカリーが混在しているのも、歴史ある街・小田原ならでは。伝統と革新が共存する街だからこそ、パン文化にも奥行きが生まれていると感じます!

住所:神奈川県小田原市扇町2-16-6
アクセス:井細田駅から211m

画像引用:255Bakery

まとめ

小田原でパンを片手に散策する旅、楽しんでもらえましたか?
城下町の街並みや海の風景を歩きながら、老舗から新しいパン屋まで巡ると、普段の休日がちょっと特別に感じられますよね。
焼きたての香りを楽しみつつ、地元の人との会話やお店の雰囲気に触れることで、街の新しい一面も発見できるのではないでしょうか!

次のお休みには、お気に入りのパンを片手に小田原をのんびり歩いてみてください。歩くたびに小さな発見があって、思い出に残る一日になるはずですよ!

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