江戸時代の面影を残す!ノスタルジックな小田原宿
400年近い歴史の薬局 済生堂薬局小西本店
江戸時代初期、1633年創業で、400年近い歴史を誇る薬局小西屋。
小田原宿の問屋役を務め、名主・町年寄でもあったという。
風格ある木造の店舗は、当時の面影を残している貴重な建築群です。
薬の博物館とも言える店内には、まるで時間が止まったかのような空間が広がり
江戸時代にタイムスリップしたかのうようです。
創業当時から使われている、歴史のある看板や
昭和の半ばに見られた製薬メーカーの看板なども展示され
時代を超えた貴重な資料が納められています。
また、戦前のガラス製の薬瓶が使われているのも、この薬局ならではです!
小田原宿観光の憩いの場 なりわい交流館
小田原宿観光の際には訪れてほしい、なりわい交流館
1階は休憩所になっており、無料のお茶のサービスが受けられます。
2階は市民の皆さんが使える展示スペースとなっており、
1つの建物を通して、観光客も地元の方も交流できるスペースとなっています。
こちらは、もともと昭和7年(1932年)に建てられた、網問屋の店舗で
出桁造りという戦前に多くみられた典型的な商家の面影を残し、
2階の構造は昔ながらの旅籠の面影を残しています。
明治〜大正時代はモダンな店舗で有名! ちん里う(ちんりう)
水はけの良い小田原は、梅栽培に最適な地として有名で、梅干し作りが盛んになりました。
クエン酸が含まれる梅干しは、疲労回復にも効果があり、
長い旅の疲れを癒す一品として重宝されました。
また、保存性の高い食品のため、箱根の山越えの食料としても重宝され
小田原宿には梅干しを扱う店が多数存在したといわれます。
小田原の観光地を巡る際には、ぜひ立ち寄って見てください!