遂に9月到来!カマスの時期真っ盛りになります!カマスを含めた地魚が楽しめる夜市についてもご紹介!
はじめに
こんにちは!お祭り大好きWEBライターです!
まだまだ暑さは引きませんが、一応は9月に入りました!
暦上では秋が始まったといってもいいはずですが、近年は残暑が厳しいですからね…9月も暑さ対策を万全にしながら生活していきましょう~
さて今回ご紹介したいのは、小田原を代表する魚の一種、カマスです!
カマス自体は8月ごろから採れ始めますが、9月に入るとそのサイズがどんどんと大きくなり、特に脂ののったカマスが食べられます。
というわけで、今回はカマスにフィーチャーして記事を書いていきます!最後には、カマス含めて、小田原の地魚がこれでもかと楽しめる、「港の夜市大作戦」についてもご紹介しちゃいますよ!
これを読んだらカマスが食べたくなること間違いなし!この記事を読めば、カマスについてもっと分かって、もっと美味しく食べられるはず!
それでは参りましょう~!
カマスってどんな魚?
まずはカマスについて説明していきます。
名前は知ってるけど見たこと・食べたことはない…という人も多いのではないでしょうか?
カマスとはこんな↓見た目の魚です。
【アカカマス】
細長い形が特徴の魚で、小田原沿岸を含む広い海域に生息しています。その大きさはさまざまで、20~30㎝というものから、2mにもなる大きな種類もいます。
漢字にすると魳で、一説では穀物を入れる袋の叺(かます)から名前がとられたと言われています。
カマスは口が大きく開き、その様子がたくさんものが入る叺に似ていたことが理由だと考えられています。カマスは肉食魚で、小魚をバリバリ食べてしまうので、大きな口に鋭い歯の生えた、なかなかいかつい見た目をしています…!
また、梭子魚(さしぎょ)と呼ばれることもあり、機織りに使う杼に似ていることからその名前で呼ばれています。
【画像手前:杼 (別名:梭子)】
小田原では、アカカマスとヤマトカマスの2種類のカマスが取れます!どちらも定置網漁でとることが多いですが、釣りスポットでは釣りで狙うこともできます!
アカカマスは日本で最も流通しているカマスの種類で、20~30㎝の体長が一般的です。脂が乗っており、塩焼きや干物で食べられることが多いです。
一方ヤマトカマスは、ミズカマスとも呼ばれており、その名の通りアカカマスよりも水分を含んでいることが特徴です。水分が多いため干物やフライにして食べられることが多いですが、新鮮なものを刺身にしても抜群においしいです!
アカカマスとヤマトカマスは似ていますが、アカカマスはその名前の通り赤っぽく、(個人的には黄色がかっていると思いますが)、ヤマトカマスは青・黒っぽいことで見分けることができ、腹びれの位置でも区別することができます!(アカカマスは腹びれが背びれより前、ヤマトカマスは腹びれと背びれがほぼ同じ位置)
この2種類のカマスで、小田原はさまざまなカマスグルメを作ってきました。
小田原のカマスグルメ紹介!
ここからは、小田原といえばのカマスグルメを少しだけご紹介していきます!今回紹介するものだけではなく、小田原漁港の近くでは、朝に取れたカマスを刺身にして提供しているお店も数多くあります!
新鮮だからこそ食べられるカマスの刺身を含めて、カマス料理をぜひ食べてみてください!
①小田原と言えばやっぱり「干物」
こちらの記事でもご紹介しましたが、やっぱり小田原の魚は干物で食べたいですよね!
【引用:小田原ひもの 山市】
小田原のどの干物店に行っても、アジと並んでカマスの干物は取り扱われています。
細長い体をしているので、背から身だけを開いて、頭はそのまま残す、という開き方が多いです!ふつうは腹から開くことが多いのですが、このような開き方は通称小田原開きとして親しまれています。
淡白でクセが少なく、水分保有率が高いので干物でもふっくらジューシーに食べられます!小田原で干物定食として提供しているところも多いですが、なんといっても干物のいいところはその保存性!
お土産にも、日々の生活にも、小田原の干物は満足感の高い味を提供してくれます!ぜひこの時期には、直接でもネットでも、小田原のカマス干物を購入してみていただきたいです!
②小田原の食べ歩きグルメ?!「かます棒」
続いてご紹介するのは、「かます棒」です。
【引用:小田原地魚大作戦協議会】
小骨の多いカマスを、特許を取得した特殊な器具を用いて簡単に加工し、丸ごと豪快にフライにしたこの一品は、カマスのうま味を一匹丸ごと詰め込んだ、サクサクのフライになっています!
小田原の小学校では給食としても提供されていて、その評判はとっても高く、小田原のソウルフードの一つと言ってもいいほど!
骨を除去した部分に串が刺さっているので、食べ歩きしながらでも、快適にフライが食べられます!TOTOCO小田原をはじめとした小田原の各所で買うことができますので、ぜひ試してみてください!
また、カマスを簡単に加工できる「かます棒(北条一本抜器)」はこちらから購入できますので、お家でかます棒を作って食べてみたい方はこちらもチェックしてみてください!
使い方を動画で説明してくれていますので、簡単に使うことができますよ!
小田原の地魚を独り占め?!港の夜市大作戦!
では最後に、カマスを含めて小田原の地魚を楽しめる、港の夜市大作戦についてご紹介します!
先月頭に、小田原みなとまつりについてご紹介する記事を書きましたが、皆さんはいかれましたでしょうか?今年も大盛況で会場は賑わっていましたね!
そして今月も小田原漁港にて、2年ぶりに港の夜市大作戦が開催されます!令和元年から始まったこの港の夜市大作戦は、今年の開催が2年ぶり3回目!
夜市、ということで、みなとまつりとはまた違った雰囲気で小田原の魚を楽しむことができると思いますよ!
【引用:小田原地魚大作戦協議会】
今回の目玉はなんといっても100㎏のマグロ解体ショー!
なかなか見ることのできない、大迫力のショーを、ビアガーデンのビール片手に楽しめます!
また、以前ご紹介した北條太鼓や忍者集団の方々のショーも見られるようです!今回ご紹介したカマス棒や、こちらの記事でご紹介したアジフライの出店も決定していますので、目も舌も楽しめること間違いなし!
1000円以上の購入で参加できる地魚ビンゴも、豪華景品が用意されているそうです!小田原の魚を満喫できる夜になること間違いなし!
ぜひ、9月14日は小田原漁港に訪れてみてください!
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港の夜市大作戦
とき:令和7年9月14日(日) 15:00~20:00
場所:小田原漁港
神奈川県小田原市早川1-10-1
https://jizakana.net/news/minato-yoichi-daisakusen-2025/
0465-20-3543
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さいごに
というわけで今回は、今が旬真っ只中のカマスについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
巷では高級魚として分類されることもあるカマスではありますが、小田原に来れば比較的手ごろに味わえちゃいます!加えて、小田原だからこそ味わえる刺身やカマス棒などのグルメも…この時期に小田原に来るのであれば、外せないです!
また、14日には港の夜市大作戦も開催されます!カマスだけではなく、新鮮な小田原の地魚の数々を味わうことができるレアなイベントになっていますので、ぜひぜひ足を運んでみてください!
それでは、また次回以降の記事でお会いしましょう~!