小田原ちょうちんまつりについてもリマインド!小田原提灯について徹底解説しちゃいます!
はじめに
こんにちは!お祭り大好きWEBライターです!
やっと10月に入りました!10月と言えば、私が待ち焦がれたあの祭りの時期です!!
それが小田原ちょうちんまつり!
小田原駅に一度でも訪れたことがある人はご存じかもしれませんが、小田原駅にはとっても大きな提灯が飾られています。
なんで提灯?と思う人もいるかもしれませんね。
実は小田原は提灯の一大産地。今となっては提灯を日常的に使うことはありませんが。江戸時代には大人気の照明器具でした。
今回はそんな提灯について深堀りするとともに、小田原ちょうちんまつりについてもご紹介していきます!ちょうちんまつりに行くとときに、小田原の提灯について詳しくなっておけば、ちょうちんまつりが更に楽しくなること間違いなし!
それでは参りましょう~!
小田原提灯の歴史
まずは、小田原の提灯の歴史についてご紹介していきます。
江戸時代、電気もないこの時代の照明はもっぱらろうそく。でも皆さんご存じの通り、ろうそくの火はちょっとしたことですぐに消えてしまいます。
そこで使われたのが提灯!和紙などの風よけと、それを支える竹ひごなどの骨組みでろうそくを囲い、懐中電灯のように使用していました。
宿場町として栄えた小田原では、旅人も多く、提灯の需要が多くありました。
そこで、小田原に住んでいた甚左衛門という職人が、旅人のため、持ち運びしやすい形で提灯を作り、それが大ヒットしたのが小田原提灯の始まりと言われています。
通常は丸い形をとることが多い提灯ですが、小田原提灯は円柱形。折りたたんで持ち運びがしやすく、かつ雨に強くなるように、中の骨組みを工夫しているんです。これは、作業が簡単になり、したがって価格も下げられるというメリットもあります。
また、一説では、最乗寺の神木を使い、魔除けの効果もある!と宣伝したことも人気になった理由だと言われています。
【引用:小田原市地場産業振興協議会】
ちなみに、聞いたことがあるかもしれませんが、「おさるのかごや」という童謡にも小田原提灯が登場します。昭和に作られたこの歌に登場するということは、その当時まで小田原といえば提灯!というイメージがあったということ。
それだけ長い歴史がある、ということですね…!
ちなみに、この「おさるのかごや」は現在、小田原駅の発車メロディーに使用されています。知らない、と思っていたあなたも、聞いてみたらどこかで聞いたことがあるかも?と思うかもしれません!
現在では、小田原提灯をメインで取り扱っているのはたったの一軒。現代ではお祭りで使うくらいで主な需要がなく、売れにくい商品であるためか、どんどんと規模が縮小してしまっています。小田原提灯の伝統を絶やさないよう、今も手作業で一つ一つ小田原提灯を作成・販売しています。
時代遅れと侮るなかれ。高品質の提灯は、今でも十分照明として機能するようなものになっていますよ!
小田原提灯を手に入れるには?
ここまでの説明で小田原提灯の実物が見てみたい!欲しい!と思った方向けに、ここからは小田原提灯が手に入るお店をご紹介していきます!
と言っても、今小田原提灯を作成しているお店はたった一軒。その名を山崎提灯店と言います。
先ほど紹介した、小田原駅の大きな提灯も作成した、5代続く伝統のある提灯店です!
【引用:小田原市地場産業振興協議会】
全て手作業で丁寧に作成をしており、その提灯は温かみがある出来栄えです。そのクオリティの高さは、県外からの注文も来るほど!
少しでも興味があれば訪れてみてくださいね!
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山崎提灯店
神奈川県小田原市飯田岡610
0465-34-6471
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜日
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購入するだけでなく、機会は限られていますが、小田原提灯を自分で作る体験もできちゃいますよ!
【引用:小田原市観光協会】
和紙に自分の好きな絵・文字を書いて、自分だけのオリジナル提灯が作れます!小田原に来たいいお土産になること間違いなし!小田原宿なりわい交流館という、小田原城址公園からもアクセスしやすい場所での開催になりますので、そちらも要チェックです!
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小田原提灯作成体験
開催日 毎週日曜日
開催時間 10:00~16:00(受付15:00まで)
制作時間 約90分
費用 1500円
予約不要(5人以上の場合要予約)
会場 小田原宿なりわい交流館
神奈川県小田原市本町3-6-23
問い合わせ 0465-20-4192(小田原市観光協会)
https://www.odawara-kankou.com/spot/experience/chochin.html
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小田原ちょうちんまつり
小田原の提灯について詳しくなったところで、今年も開催される小田原ちょうちんまつりについてご紹介していきます!
【引用:小田原市】
小田原ちょうちんまつりは、今年で34回を迎える伝統ある祭りで、今年は10月13日(月・祝)に開催される予定です。以前は夏に行っていたものが、今では秋に開催されるようになりました。
お神輿のパレードや、ちょうちん踊り、太鼓合戦など、一日中目を離せない催し物が盛りだくさんです!出店も多数出展しますので、活気ある雰囲気をぜひ楽しんでいただきたいです!
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小田原ちょうちんまつり
日時 2025年10月13日(月・祝) 12:00~20:15(出店は11:00~20:30)
場所 小田原城址公園二の丸広場
神奈川県小田原市場内6-1
小雨決行、荒天中止
問い合わせ 0465-20-4192
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/event/OCT/chochin1002.html
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また、9月27日(土)から、小田原ちょうちん光アートフェアと題し、市内の小学生が作成した提灯が、小田原城址に約一か月間展示されます。
【引用:小田原市観光協会】
約1500個もの提灯が夜間にライトアップされた光景は幻想的ですよね!
小学生が作った個性的な柄も必見です。
先ほど紹介した小田原提灯の作成体験も、城址公園内の特設ブースにて、同じ期間中開催されています。土日祝日のみの開催なので注意が必要ですが、常設しているものよりもチャンスが増えますので、体験をしてみたい人はぜひこの機会に小田原を訪れてくださいね!
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小田原ちょうちん光アートフェア
日時 9月27日(土)~10月19日(日) 10:00~21:00(夜間点灯17:00~21:00)
場所 小田原城本丸広場
https://www.odawara-kankou.com/event/eventinfo/chochin_hikari.html
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小田原提灯作成体験(特別出展)
日時 9月27日(土)、28日(日)、10月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、13日(月・祝)、18日(土)、19日(日)
時間 10:00~16:00(受付終了15:00)
所要時間 約90分
料金 1500円
会場 小田原城址公園本丸広場特設テント内
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さいごに
というわけで今回は、小田原提灯について、そして10月13日に開催される小田原ちょうちん祭りについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ぜひ小田原ちょうちんまつりに訪れて、活気ある小田原の雰囲気を感じるとともに、自分だけの小田原提灯を作ってみてくださいね!
それでは、また次回以降の記事でお会いしましょう~!