小田原を楽しむ総合情報マガジン|小田原ナビ

歴史ある小田原宿周辺を散策!

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小田原宿は東海道を行き交う旅人たちが箱根の山越えの前に滞在した宿場。
 
基本の移動手段が徒歩であった江戸時代に、
 
江戸から2〜3日で到着する小田原宿は

 

これからの長い道のりに備えてゆっくりするのにちょうど良い場所であったそう。

そんな背景もあり東海道五十三次の53の宿場の中でも最大規模となった小田原宿周辺はいまも宿場町の面影が残っている。
 

明治天皇宮ノ前行在所跡

宿場において参勤交代の大名、公家、幕府役人などが公用の旅で宿泊する宿舎のことを「本陣」と呼ぶが、

小田原宿は江戸から出発して最初の宿場町ということもあり本陣が4つあった。

そのうちの一つである「旧清水金左衛門本陣跡」は敷地面積が約240坪と本陣の中でも大規模で、

明治時代に入っても明治天皇も5回宿泊したことで有名だ。

今は本陣跡に石碑が立っており、歴史を感じることができる。


松原神社

この松原神社は河越合戦の際、小田原海岸に大きな亀が上がったので松原神社に訪れたところ、

北条にとってよいことがあるという神託があり、

太夫を招いて必勝祈願したところ戦に勝利したというエピソードがあることから必勝祈願に訪れる参拝客が多い神社。

この大亀の逸話にちなんだ「吉兆の大亀根付」は人気商品で、御朱印と一緒に購入される方が多いそう。
 


江戸口見附並びに一里塚

江戸川見附とは小田原城から江戸に向かう際の出口で、番所が立ち、城下町の警備が行われていた。

かつては一里塚もあったが、今は標柱と公園があるのみ。


小田原宿は歴史に名を刻むさまざまな有名人も通ったと言われています。

歴史好きの方は上記のような面影を追いながら小田原宿を散歩してみると楽しいかもしれません。

 

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